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権現崎灯台緑地(ごんげんさきとうだい)
権現崎灯台緑地(ごんげんさきとうだい)
安政元年の三河地震で倒れたままになっていた常夜燈に代わるものとして、昭和29年3月に設置された灯高12メートルの灯台。
昭和51年3月に衣浦港に新しい灯台ができたことによりその役目を終た。
現在周辺は権現崎灯台緑地として整備されている。
灯台からは中部電力碧南火力発電所など衣浦臨海工場地帯の工場群が見える。
■歴史
文政五年(1822年)に地元漁民が夜間の船舶の安全を図るため常夜灯を設けたのがはじまり。
当時、甲斐丸という歌人がこの灯台に住み付き、常夜灯の灯を守ったと伝えられる。
甲斐丸をうたった歌に「一夜権現の燈籠の火 誰が毎夜ともすやら」が残っている。
安政元年(1854年)の三河地震(安政の大地震、東南海地震)でこの常夜灯は倒壊し、昭和8年に灯台が建設されるまで傘松にカンデラをかけて船の安全をはかった。
昭和29年に現在の灯台が設置されたが、昭和51年に衣浦港に新しい灯台(衣浦東防波堤灯台)ができたことにより、役目を終えた。
住所
〒447-0833 碧南市権現町4丁目内
予約
予約不要
交通
車で、知多半島道路半田ICから県道34号線を東へ 港本町交差点を南へ 約5分